今日の休憩中ふとtwitterで、ソフトブレーン代表の宋文洲(@sohbunshu)さんのtweetを見ました。
先生は「馬鹿な質問」をする生徒を馬鹿にするから、大人になった日本人はセミナーでも国際会議でも質問しない。馬鹿にされると思うからだ。
これについて皆さんどー思いますか? もちろん「バカな質問」の程度にもよるんだろけど(笑。
先日、一風堂の創業者の河原成美氏の公演を聞きにいったときに、100名以上の飲食業従事者が来てる中、質疑応答で手を上げたのは自分だけでした。
自分は質問はなんでもいいから、絶対に手を上げるようにしてるんですが、ちょっと緊張してしまい、考えていた質問がうまく理解してもらえず、微妙な感じで終わってしまいました(笑)
ちなみに自分もできることなら、手を上げずに会場の一部で、質疑応答時間が終わるのを待ちたいって気持ちのだ強いんですけど、やっぱそれじゃダメ
なんですよ、自分的には。
タリーズコーヒー創業者の松田公太氏も、著書の中で「質疑応答の時に一番最初に手を上げた人には、その勇気に拍手を送るようにしている」的なこと書いてありました。
そんなことを考えてるうちに、前に読んだ本でおもしろい数字を思い出しました。
世界のブログ書き込み言語のシェアは、
日本語が37%、英語が36%
この数字すごくないっすか? 日本語使ってるのって、日本人だけですよ。 だって日本語って1億2千万人しか使ってないでしょ? 英語は公用語としては14億人くらいが使ってる言語でしょ?
なのに、世界に存在するブログの約40%は日本語てこと!?
tweetを見てから、その本を思い出して、さっき家についてからパラパラっと読んでたんだけども、その著者はアメリカで活躍するエコノミストで、日本人の特異性を検証してました。
その本の一部を引用します。
アメリカ人の奥さんが、漢字はどれくらいあるのか、100か200かと問うので、一般に使用される漢字は1000とか2000だと言ったら、目を丸くされた。 更にアルファベット26字に対して、一般的に使われるひらがなは46文字で、そのままだとPCのキーボードに乗り切らない。 だから私達日本人はワープロソフトを使用するとき、アルファベットのキーボードを叩きながら、PC画面上ににらがな、カタカナ、漢字の三種の文字で構成された日本語文章を作成するのだと話したら、「信じられない、魔法みたいだ」と言う。そりゃそうだろう、英語ユーザーは『文字変換の魔法』を知らないのだ。
(ラーメン屋VSマクドナルド、エコノミストが読み解く日本の深層。竹中正治著)
そして、
小学校などで文字の読み書きをする時間が圧倒的に多いのに対して、英語圏ではすぐに「皆でお話ししましょう」の教育に時間が費やされる。
日本のブックリポート(読書感想文)は提出して終わりなのに対して、アメリカではそのリポートを元に皆の前でプレゼンする
日本の講演会では質疑応答が5分とか10分なのに対して、アメリカでは公演時間の半分くらいが質疑応答にまわされる
などなど。。。
幼い頃の教育が、文字を覚えることに長い時間を費やすために、ディベートする教育が海外よりも少なくなって、気になることは質問したい!って気持ちが育たないってことですかね??
ちなみに、さっきの本の章のタイトルは
「ディベートするアメリカ人vsブログする日本人」でした。
あの誰も質問タイムに手を上げない感じって、日本人がただシャイなだけでは無いらしいってことでしょうか?。 その日本の特色に、ネットってゆう「匿名性」がくっついた瞬間、面と向かっては言ってこないが、ネット上では言いたい放題、かなり強気な発言が異常に多いって気がします。
まーネット上での言論の激化は世界共通でしょうが。
自分が、日本人は匿名が好きだなって顕著に思った理由。
日本生まれのmixiとアメリカ生まれのfacebookの決定的な違いは「匿名性」だと思うし、なぜ日本がミクシ流行ったかって言うと間違いなく、匿名性が日本人のツボだったわけ。
そしてミクシが、この前ちょっとだけ匿名性をぶち壊しましたの覚えてますか? facebookみたいにメアドから検索できたりとかって機能を始めた瞬間に、ガチクレームが殺到して一瞬でそのシステムは消えました。
グローバル化が進む中で、このような日本の特色からうまく脱皮できる若者が増えなかったら、けっこうな差が生じちゃうんじゃないかって思ってます。
まー自分の経験上、場数(ばかず)が一番モノをいうって確信してるんで、これからも積極的に手をあげ、ディベートに参加しようと思います!
なんか、まったくまとまらない記事ですいませんした。
それじゃおやすみなさいませ
朝になっちゃった。。。
たくや