2011年5月16日月曜日

design festaを終えて

自分のブログの方でも書いてたのですが、去年の5月から11月後半まで青年海外協力隊でキリバス共和国での活動をまとめた写真をデザインフェスタに出展しました。 
色々と本当に準備が大変でしたが、友達などの協力でとても収穫の多い経験を得ることができました。(弱カタイ話しになるので、デザインフェスタの写真散りばめていきまーす)

オープンして15分後くらいの人の行列、さすが日本人


世界情勢や、経済などの社会的問題に目をむけるようなり、昔から考えていたボランティア活動を経て、色々勉強する中で、深く思ったことがひとつあります。

それは「知ること」です。これがプレシャスアースを作るきっかけになりました。


最初はネガティブな絵にしようと思った


色んな問題がこの世の中にはあります。
例えば、自分の活動していたキリバス共和国はあと50年後には沈むと言われています。地球温暖化の海面上昇によって島が沈んでしまうと言われています。温暖化についても色々調べましたが、本当に人間の経済活動によって温暖化が進んでいるのか、実際は分かりません。懐疑説もたくさん出ています。

でもやめた、キリバス人はいつだって笑顔だったから


でも自分はキリバスを知ったことにより、温暖化を調べました。
温暖化を調べたことにより、地球のメカニズムの知識が(少し)つきました。
温暖化を知ることにより、世界の政策を知りました。
温暖化を知ることにより、世界の経済活動の混迷ぶりを知りました。
キリバスを知ることにより、第二次大戦を勉強しなおしました。 キリバスを知ったことにより、他の同じような途上国の現状も気になるようになりました。
 キリバスに行き、生活のための雨水の重要さを知りました。 キリバスで四回も倒れることにより、先進国の人々の免疫の弱さを知りました。
キリバスに住むことで電気のありがたみを知りました。


「知る」ということは「0ゼロ」を「1イチ」にすることです。ゼロは一生ゼロです。1は無限です。

そしてキリバスは無名な国です、そして沈みます。 キリバス人にとって、自分の国が沈むことが温暖化か否かなんてどーでもいいんです。でも将来住む家が無くなるでしょう。自分が写真を撮った子供達はそう遠くはない未来、どこで住むんでしょう?。 そしてどこかの国が受け入れたとしても、キリバス人とゆう国民は消えるの? キリバスとゆう国は消えるのか?

自分にもきっとなんにもできないと思います。



でももしその経験から何か得るものがあるとするならば、それを一人でも多くの人が知って、知識の一部としてもらうことだと思います。そして色々な知識の積み重ねが広い視野を持たせ、平和ボケして「知ろう」とするマインドがなくなりつつある日本人を再び色々な思考を働かせるようになると思います。

本番はこんな感じ

その知識の積み重ねが経済活動に向かっても、社会活動で向かってもかまいません。それは個人の自由で、それ以降に出てくる問題などは、価値観の違いになってくるので、どーこー言える問題でもないだろうし。

今回の出展は、その「知識共有の場」であるPRECIOUS EARTHを宣伝するためってことと、「こんな国があるよ!」って知ってもらうため、そして自分の中での社会活動への区切りをつけたかったことです。

相変わらずデザインフェスタはファンキーでした



これから自分は、経済活動での昔からの目標のために進むことになると思います。 経済活動をするにあたって「お金」と常に向き合うことになるでしょう。自分にも未だに分からないけども、お金は人を変えるとよく言われます。自分の経済活動をしていく中で、自分の道徳心を失わないための「魂作り」はこれでひと段落となりました。 

混迷する世界の経済活動の中で、最近ではCSRという言葉をよく聞くようになりました。これはCorporate Social Responsibilityの略で「企業の社会的責任」と日本語では言われています。消費者側にも色んな社会問題の知識が増え始め、ようは金儲けだけに走ってる会社は、お客さんから選ばれなくなるので、企業は利益目的以外の慈善事業などに力を入れるようになってきたわけです。


経済活動と社会活動は「水と油」の関係です。でもこれからはこれの共存させることで、消費者に選ばれる会社が生き残っていくのだと思います。(ある本ではこれを知識主義社会と名づけていました。)

自分もそんな会社を作れることを夢見てこれから頑張っていこうと思います。
きっと行き詰ることだらけだと思います、でも前に進みたいです。 人生は一度きり、今過ごしてる時間さえも「タイム!」はありません。 どれだけ「未知」を「知」に変えれれるかは自分しだい。そしてアインシュタインも言っていた「どれだけ価値のある人間」になれるかも自分しだい。
今身の回りにある状況のほとんどは自分しだいで、きっとなんとかなる。

そー信じてこれからも頑張ろうと思います。



最後に、

自分を支えてくれる仲間、友達、先輩方、家族に本当に感謝しています。
そして新しく自分と繋がってくれた皆さん。
ほんとうにほんとうにありがとうございました、これからもよろしくお願いします。




2日目の朝、錦糸町から見たスカイツリー

がおー!でも首から下見るとかなり良い人オーラ

マリオネット的な

この絵書きさんの絵は良かった

前のデザインフェスタで見てから
好きになった「33STRIKE」さんのブース

右横に出展してたMICMARIさん

左横に出展してた学生さんアーティスト
名前チェックしてなくてすいません!

最後に、迎えに来てくれた親父と食ったとんでんの蕎麦と丼が以上うまかった
日本食ばんざい


たくや 
(注、これで終わるはずねーだろ!オフショットはこちらから)

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