2011年5月7日土曜日

おむつ会社の快進撃!!

赤ちゃんのおむつや整理用品で有名な「ユニチャーム(日本)」が、インドネシアに設立した現地法人の「P.T.ユニ・チャーム」が、たった10年で、紙おむつのシェア50%、整理用品のシェア40%を獲得し、かなり好調らしいです。




とく驚いたのが、ユニチャームインドネシアの宮林社長は、整理用品についての市場調査をするのに公衆便所を2000箇所まわって、使用済みの生理用品を片っぱしからチェックしたとのこと。

変体!! も度を越えれば、尊敬するしかありません。 てゆうか変体目的でやってないんですけどね。

インドネシアなどでは、綿棒もバンドエイドも、シャンプーでさえ一回分ずつ売っているのが普通で、市場がまったく違うけど、2億3千万(インドネシア人口)の人々がひとつ1~5円の物を週一で買えば、月商4億になるわけです。

それにイスラム圏では血液をそのまま捨てるのが、あまり良いことではないらしく、今でも90%以上の人がそれを守っているらしく、インドネシアの生理用品は水で流しても破れにくい素材になっているらしい。
色々と研究した結果、売れたんだなーと思いました。


そんで、それを調べるうちのもうひとう興味深い事実を知りました。

「ユニリーバ(蘭・英)」のインドの子会社ヒンドゥスタンリーバは、企業の社会的責任(CSR)に深くリンクした事業展開をしているとのこと。

その内容は
インドの多くの村では水道がないところが多く、まずインドの主婦達に水の濾過装置を提供する。濾過した水を使うことによって、感染症などを防ぐことができる。そして、濾過した水なら洗顔や洗髪も快適になる。合わせてシャンプーや石鹸などを販売し、使ってもらえればありがたみが分かる。 それを主婦にとなり近所に口コミさせる。
これで、宣伝から販売まで、すべて主婦が動いてくれるマーケティングを確立した。

頭良すぎだと思いました。一種のネットワークビジネスだけど「どう口コミさせるか」ってゆう部分が、とても革新的だと思いました。 そして社会貢献もばっちりしているし。 客から見たらまさに優良企業の看板がつく。

そのうちインド行きたいなーと思ってたので、行った時には気にして見てみようと思いました。(公衆便所2000箇所はやりません!)


たくや







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