2011年8月22日月曜日

手を上げれない日本人、日本の文字文化がもたらした特色?

こんばんわ。 前回の記事は新しいメンバーの記事を載せれて、個人的にすごくアゲな記事になりました!。 メンバーが多忙な人ばかりなので(自分も結構忙しいんですけど…)、相変わらず自分が自己マン的に書いてこうと思います。

今日の休憩中ふとtwitterで、ソフトブレーン代表の宋文洲()さんのtweetを見ました。


先生は「馬鹿な質問」をする生徒を馬鹿にするから、大人になった日本人はセミナーでも国際会議でも質問しない。馬鹿にされると思うからだ。


これについて皆さんどー思いますか? もちろん「バカな質問」の程度にもよるんだろけど(笑。



先日、一風堂の創業者の河原成美氏の公演を聞きにいったときに、100名以上の飲食業従事者が来てる中、質疑応答で手を上げたのは自分だけでした。 
自分は質問はなんでもいいから、絶対に手を上げるようにしてるんですが、ちょっと緊張してしまい、考えていた質問がうまく理解してもらえず、微妙な感じで終わってしまいました(笑)

ちなみに自分もできることなら、手を上げずに会場の一部で、質疑応答時間が終わるのを待ちたいって気持ちのだ強いんですけど、やっぱそれじゃダメ
なんですよ、自分的には。 

タリーズコーヒー創業者の松田公太氏も、著書の中で「質疑応答の時に一番最初に手を上げた人には、その勇気に拍手を送るようにしている」的なこと書いてありました。

なんで日本って、こーゆうの苦手なんですかね? 



そんなことを考えてるうちに、前に読んだ本でおもしろい数字を思い出しました。


世界のブログ書き込み言語のシェアは、
日本語が37%、英語が36%


この数字すごくないっすか? 日本語使ってるのって、日本人だけですよ。 だって日本語って1億2千万人しか使ってないでしょ? 英語は公用語としては14億人くらいが使ってる言語でしょ?


なのに、世界に存在するブログの約40%は日本語てこと!?


tweetを見てから、その本を思い出して、さっき家についてからパラパラっと読んでたんだけども、その著者はアメリカで活躍するエコノミストで、日本人の特異性を検証してました。


その本の一部を引用します。


アメリカ人の奥さんが、漢字はどれくらいあるのか、100か200かと問うので、一般に使用される漢字は1000とか2000だと言ったら、目を丸くされた。 更にアルファベット26字に対して、一般的に使われるひらがなは46文字で、そのままだとPCのキーボードに乗り切らない。 だから私達日本人はワープロソフトを使用するとき、アルファベットのキーボードを叩きながら、PC画面上ににらがな、カタカナ、漢字の三種の文字で構成された日本語文章を作成するのだと話したら、「信じられない、魔法みたいだ」と言う。そりゃそうだろう、英語ユーザーは『文字変換の魔法』を知らないのだ。
(ラーメン屋VSマクドナルド、エコノミストが読み解く日本の深層。竹中正治著)


そして、


小学校などで文字の読み書きをする時間が圧倒的に多いのに対して、英語圏ではすぐに「皆でお話ししましょう」の教育に時間が費やされる。 


日本のブックリポート(読書感想文)は提出して終わりなのに対して、アメリカではそのリポートを元に皆の前でプレゼンする


日本の講演会では質疑応答が5分とか10分なのに対して、アメリカでは公演時間の半分くらいが質疑応答にまわされる


などなど。。。
幼い頃の教育が、文字を覚えることに長い時間を費やすために、ディベートする教育が海外よりも少なくなって、気になることは質問したい!って気持ちが育たないってことですかね??


ちなみに、さっきの本の章のタイトルは

「ディベートするアメリカ人vsブログする日本人」でした。 



あの誰も質問タイムに手を上げない感じって、日本人がただシャイなだけでは無いらしいってことでしょうか?。 その日本の特色に、ネットってゆう「匿名性」がくっついた瞬間、面と向かっては言ってこないが、ネット上では言いたい放題、かなり強気な発言が異常に多いって気がします。
まーネット上での言論の激化は世界共通でしょうが。

自分が、日本人は匿名が好きだなって顕著に思った理由。
日本生まれのmixiとアメリカ生まれのfacebookの決定的な違いは「匿名性」だと思うし、なぜ日本がミクシ流行ったかって言うと間違いなく、匿名性が日本人のツボだったわけ。


そしてミクシが、この前ちょっとだけ匿名性をぶち壊しましたの覚えてますか? facebookみたいにメアドから検索できたりとかって機能を始めた瞬間に、ガチクレームが殺到して一瞬でそのシステムは消えました。 


グローバル化が進む中で、このような日本の特色からうまく脱皮できる若者が増えなかったら、けっこうな差が生じちゃうんじゃないかって思ってます。


まー自分の経験上、場数(ばかず)が一番モノをいうって確信してるんで、これからも積極的に手をあげ、ディベートに参加しようと思います!


なんか、まったくまとまらない記事ですいませんした。
それじゃおやすみなさいませ


朝になっちゃった。。。


たくや







2011年8月11日木曜日

募金集めてラオスに小学校を建てた大学生



 デザインフェスタに出展して色々な出会いを得たけども、その中の出会った一人の神戸の大学生を紹介します。

とりあえずね、自分がぺちゃくちゃ話しても…って感じなんで、その学生達の活動内容の動画を見てくださいな。



このメンバーの中の竹下さきちゃんって子と出会いました。今も毎日のように色んな価値観や世界観などの話しをメールでやりとりしてますが、本当に学生とは思えない価値観を持ってて、そんで今見ていただいた通りの行動力

学生の時の自分なんてタダのクソたれなクソガキでした。死ななかっただけ本当に良かったと思ってるくらいです。いやほんとに。

彼女のtwitterなどを見てても、各学校などに公演に呼ばれたりして、かなり多忙感が伝わってきますけど、そんなサキちゃんがプレシャスアースで少しずつ記事を書いてくれることになりました。本当にあざーす!(泣)

ここからはサキちゃんの記事になります。自分は消えます!!笑


   ラオスの教育事情


こんにちは*
この記事は知識というより経験についてであり、こういう事例もあり全てにあてはまるわけではないということをふまえて読んでいただければと思います。

私は関西の学生国際協力団体の一員として、東南アジアにある途上国、ラオスに教育支援をしています。
日本で募った建設費150万円をもって、今年の1月31日に小学校が開校式を迎え、現在継続支援を行っている段階にあります。
今回はラオスの教育に関する制度や現状について書きます*



ラオスは“ほほえみの国”といわれています。
人々はとてもゆったりと毎日を過ごし、サバイディー(こんにちは)と挨拶すれば誰もが笑顔で挨拶し返してくれます。
ラオスは途上国ですが、国民のほとんどが農業に従事し、自給自足が成り立っているので飢えに苦しむ人が少ないといわれています。


そんなラオスの教育事情ですが、ラオスには「一村一校制度」という制度があります
これは各村最低でも一校は小学校をもちなさいという制度です。


しかし、建設費用は各村に負わされたため、貧しい群や村では、村人がお金を出し合って建てる小学校は“不完全学校”とみなされるものが多いと言われています。
不完全学校とは、義務教育である5年間の教育を提供することができない、施設面で不十分な小学校のことです。
具体的には、子ども達全員が通えるだけの教室をもたない、学年ごと割り振れる程の教室がない、雨季の雨漏りに耐えられないなどの問題が挙げられています。
これらの問題が中途退学や留年につながるといわれ、機能的識字率を身につけるために必要とされる最低4年間の教育を受けられない子ども達が大勢いるといわれています。



ラオスの公立小学校の授業料は無料ですが、村人が建設した学校でなければ公立小学校と認められません。
この間、開校式を迎えた小学校も、現地で働くNPOの方に発展可能性や村人の意欲など様々な面から、小学校を建設する村を選んでいただき、建設はその村の人々にしてもらいました。


この新しく建った小学校に子どもたちは5年間通うわけではありません。
ラオスには「クラスター制度」という制度があります。
この制度は、一つの完全学校を中心校とし、まわりの不完全学校をまとめたスクールグループを形成できるという制度です。
新しく建った小学校は、小学1・2年生が通う分校として建てられ、本校は村から3・4キロ離れた場所にあります。
遠距離通学が難しい低学年の中途退学を防ぐのに役立つといわれています。



現在この小学校には本校から二人の先生が派遣され、授業が行われています。
しかし、ラオスは豊かな国ではないので国の教育費は少なく、先生への給料を払うので精一杯という状況なので、まだまだ学校の運営や継続は村人に託されている状況です。
そのためもちろん、学校建設はゴールではなくスタートとなります。



はい、自分また出てきてすいませんね!汗。
でもすごいですよね、本当に自分も学生時代にこんな動きかましたかったなーなんて思ってしまいますが、このサキちゃん達の行動をきっかけに、また少しでも多くの人が「ゼロ」を「イチ」にしてくれたらいいなーって思います。 

そして、その後にもう一つの大事なステップがあるとしたら、それってのは間違いなく「行動」。
この二文字につきると思います。

サキちゃん達は今もゴリゴリ行動しているようで、今度はその小学校で運動会を開催するらしいです。プレシャスアースからも何かできないかなって思ってたらば、紅白帽を集めてるけど集まらない!って言うTWEETを発見したので、すかさず行動してみました。

自分はチャリで都内をかなりウロウロしても見つからず、プレシャスアース影の特攻隊長「鉄骨番長」に電話したところ、1時間以内に60個ほど調達してくれました。

とゆうことで、この記事を終わらせしだい、発送致します。

この団体やサキちゃんの活動を詳しくチェックしたい方のために色々情報載せときます。
チェックしてください。

学生国際協力団体CHISE http://chise123.web.fc2.com/

CHISEのyoutubeアカウント http://www.youtube.com/user/chise714

さきちゃんのtwitterアカウント @saki_soo



経済が衰退すると文化大国になると言われたりしますが、日本は元々固有の文化があり、日本独自の繊細な価値観などがあると思います。 そして、幸福とは富ではないって考え方が、だいぶ定着してきました。 この流れはこれから一層強まると思います。 
これからの若い世代が、若いうちから目の前だけの視点じゃなくて、もっとマクロな、もっとグローバルな視点を持つことが、何より大事だと思います。 それが経済活動に向かうも良いし、社会活動に向かうもいい。 若いうちに本当に大事なのは、視野を広げること!! 
こんな学生が一人でも多く産まれることを熱望します。。。

たくや