2013年1月22日火曜日

世代間格差の実態を簡単に

世代間格差が大きい、または広がっているなどと聞くこと多いですよね、最近。


世代間格差とは
(せだいかんかくさ, Intergenerational inequity)とは、一生の間に政府や自治体から受ける年金社会福祉をはじめとするサービス(受益)と借金などによる負担の差が世代によって異なる事から生じる格差である。
(ウィキよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E4%BB%A3%E9%96%93%E6%A0%BC%E5%B7%AE)

例えば、今60代の人が20代の時に、月1万円収めて、年金生活になったときに年金が月10万円もらえてるとします。 しかし今20代の人が月1万円払っても、将来年金生活になった時に10万円ももらえない可能性があるってことです。 

年金が「積み立て方式」であれば、若い時にたくさん積み立てておいた人の方が、将来の年金が多くなるってゆう話ですが、今の日本は「賦課方式(ふか)」といって、今若者がはらっているお金がそのまま、今の高齢者に渡るシステムなわけです。
でもこれじゃ、老人がたくさんいて若者が減っていく、少子高齢化の今の日本では完全に成り立たないってわけです。  私達(筆者は27歳)若い世代からしたら「ふざけんな」って話ですよね。
しかも日本の国民が貯金しているお金は1500兆円あるって言われてるけど、そのうちの1000兆円は60歳以上が持っているんです。 

積み立て方式に転換するべきなんだけど、すでに払い込んでる人もたくさんいるし、制度を変えたら明日から全部変えられるってもんでもないわけです。

この問題をなんとかしようっていう話しが、野田元首相がよく言っていた「税と社会保障の一体改革」ってやつです。なんしろこの問題は、1日でも早くなんとかしないと傷は、一日一日過ぎるごとに深くなっていくわけです。 

そしてこれが、世代間格差の実態っす。 

国際的に世代間格差の大きさを見てみると、アメリカ51%、ドイツ92%、イタリア132%、フランス47%、スウェーデン▲22%、ノルウェー63%、カナダ0%、オーストラリア32%、タイ▲88%、アルゼンチン59%などとなっているのに対し、日本は209%である。わが国の世代間格差は、諸外国には例のない異常な水準であり、世界一深刻であることが確認できる。
( http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2094  wedge  infinityより

さーどうする日本の若者。がんばりましょう。





2013年1月14日月曜日

北京の大気汚染数値が過去最高に


大気汚染もここまできたか!!ってニュースですね。色々な状況がそろってしまったのもあると思うけど、北京や上海の大気汚染は常々話題になっています。 下の写真は霧じゃなくて浮遊粒子によって視界が悪くなってるらしいっす。

以下引用。
深刻な大気汚染が続く中国の北京では、汚染の原因物質の濃度が高まり、気象台は13日、大気汚染に関する警報を初めて最高レベルに引き上げ、外出や車の利用を控えるよう呼びかけています。
中国では今月10日以降、東部や内陸部を中心に、車の排気ガスなどに含まれ大気汚染の原因物質とされる「PM2.5」という極めて小さな粒子の濃度が高い状態が続いています。
13日の北京市内は、多くの車が昼間でもライトをつけて走行し、高層ビルが白くかすんで、よく見えないほどで、中国のメディアによりますと、各地の病院では呼吸器系の疾患を訴える患者が増えているということです。
このため、北京の気象台は、視界が2キロ以下に制限されるほど大気汚染が深刻になっているとして、汚染に関する警報を初めて最高レベルに引き上げました。
北京市の環境当局は、建設工事の中止や公用車の利用を減らすなどの緊急措置を取っています。
気象台は「あすからあさってまでは、大気が拡散しにくく、広い範囲で見通しの悪い状態が続く」として、健康への影響を減らすため、できるだけ外出を控え、外出する際にはマスクを着用すること、そして車の利用を控えることなどを呼びかけています。
NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130114/k10014780531000.html
浮遊粒子が1立方メートル当たり100マイクログラム以下であれば良好だそうですが、この日の北京は456マイクログラムとの北京当局の報告、しかし北京市内の米国大使館のサイトでは800超えの数値が報告されたそうです。てか北京当局だと測定限度が500までだったらしいっす。