2012年12月9日日曜日

日本の状況、今後、不安、期待

今ある日本の状況ってどんなんだろ?ってとこですよね。
今選挙の10日前ですけども、どこが与党になろうとも、今回の選挙でグラっと方向性が決まると個人的には思ってます。 変革期ってやつ。

日本はこの何十年かどっちつかずでやってこれました。「うん、そんな感じでいいんじゃない」とか「それはとりあえず後でいいんじゃない」みたいな感じで。 なんでそれができたかって言うとお金があったからね。

でももー無いよ!お金。。。。笑  てことです。




1.原発について

震災で津波と原発の怖さを再確認しました。 でも実際に多大な被害を約2万人の犠牲者(行方不明含む)のうち、ほとーんどが津波と地震による犠牲だということね。

ちょっと前までとりあえず原発止めようって流れがすごかったですが、だいぶ落ち着きました。
冷静になって考えてみると「原発危ないから止めろ」ってのは論理的じゃなくね?って世論が気が付き始めたということだと思います。

まず原発止めて、電気代あがって、製造業がどんどん海外に移転していく。 これってすごい怖いことです。あなたの家の目の前に1000人を雇う工場があったとして、その工場が「電気代あがってもうやっていけない!」ってなったら、その1000人のほとんどが、ある日突然仕事がなくなる。どんな状況になるんだろ?

家族もってる人も多いでしょう。 あなたがお父さんで、家内と子供たちに明日食わせる飯代がなくなったら、なんとかして稼がなくちゃってなる。  その果てには悪い仕事に手を染めたり、 物を盗んだりってなっていく。  
これは全然珍しいことじゃない、世界の治安の悪いとこがたくさんあるけど、その理由のほとんどの根源はこんなような話から来ている。 

そんでももう原発は止める方向に向かってます。 もし具体策とか対案を考えもしないで「危ないから!」って理由で原発反対を言っているのなら、仕事がなくなって、治安が悪くなるであろうことも理解の上ということ。 

(自分は原発なくなてほしいと思います、だけど日本の成長になるべく影響がない形で!っていうのが前提にあって、それを考えると、今すぐにっては思えません)

この前、竹中平蔵氏が言ってた言葉を引用します
私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と。


関連記事 
(脱原発って叫ぶ前に http://tkyblog.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html )
(竹中平蔵氏いんたびゅー http://toyokeizai.net/articles/-/11927





2.TPP

これはね、国と国の間には税金があって、例えばサトイモが日本でしか獲れない野菜で、でもそれは世界で人気だって状況だったら、 世界はサトイモを日本からしか買えないわけだから、日本はサトイモにいっぱい税金をかけることで儲けれるわけです。

でも、例えば中国サトイモを作れるようになったら、日本はサトイモにかける税金が高いままだと、世界は中国のサトイモを買って、日本のサトイモを買ってくれなくなる。 そしたらサトイモにかけてた高い税金をなくして、サトイモをたくさん売らなくちゃいけない。

競争をすることで進化するわけで、競争をさせるためには、流通上の税金って邪魔になるわけです。 だから協定を結んだ国同士は税金なくして、競争しましょうよ!って話です。

メリット>日本が誇る商品を世界に売りやすくなる。
デメリット>途上国の安いものがさらに、日本に入ってくるので、値段競争では勝てない日本の商品が売れなくなっちゃう。

特に農産物は海外の安いのがどんどん入って来たら勝ち目ないじゃんっていって、TPPに反対している。 でも裏を返せば、世界に日本の品質の高い農産物を売り込めるチャンスでもあるんだけど。

あとは医療の質が下がるという話もある。これは怖いことです。 

だけどTPP賛成派の意見としては、競争して戦わせないと、良いものは生まれない。戦って、負けないように努力する過程で、良い製品が生まれ、暮らしも豊かになるってことです。  国がその産業を守ってしまうと、競争するための努力をしなくなって、良い製品が産まれなくなるということです。

どっちが今後の日本にとって有効か?考えてみよう。




3.軍事

日本は世界的には好かれている国かもしれないけど、隣国のロシア、中国、韓国には恨まれてる国です。 日本は戦争しませんよ!って言ってるけど、もし攻撃されたら、アメリカにまもってもらうんですか?日本はなんもしないんですか?って話です。

もしくは、アメリカは日本を守りますよって言ってるのに、アメリカが攻撃されても今の日本は、助けを出すことはできないわけです。

他にもたくさんありますが、まーとりあえず簡単に言えばこうゆうは話です。






4.社会保障

今の年金制度は、現在の若者が払った年金を、そのまま現在の高齢者がいただくって形。 でも考えればすぐわかるけど、これは「若者の数と高齢者の数のバランスが取れてて、そして賃金の安定してる」状況で初めて成り立つ制度。
でも少子高齢化や経済停滞でとっくにこのバランスは崩れた。早くメスをいれなくちゃいけなかったのに、見送ってここまできちゃったわけです。 
その崩れたバランスはもちろん私達の税金で賄われているわけです。 
だから早いとこ「積立方式」にして、自分で若いうちから溜めておいた分が、働けなくなってから使えますよって形にしなくちゃいけない。 





5.これは全部お金の話!

1の原発は、安い電力なくなったら企業が海外に逃げるから雇用はなくなるし、日本も儲からないから、住みずらくなる可能性がある。
2のTPPも経済が活性化する(お金が循環する)ためには必要なのか否かって話し。  
3はお金がないと軍備を整えられない。
4ももちろんお金の話。

日本の場合お金お金って言いすぎると、なんか嫌な感じありますよね。 
でもだからってお金を軽視するわけにはいかないわけで、むしろ皆でお金について勉強して、お金について正しく理解することが大事なんじゃないかなって思います。



でもね! 日本はこっからが強いかも!その理由は。。。

ペリーが黒船で来航して脅されて仕方なく開国した時も(日清・日露に勝利)、第二次大戦で負けて焼け野原から高度経済性成長をぶちかました時も(世界で二番目に躍り出た)、 日本は困難な状況を乗り越えたあとの爆発力がすさまじい。
これは色んな本でもよく書いてあることです。

今の現状考えてみると。。。 経済疲弊、領土問題再沸騰、そして震災。。。 もしかしたら、これからが爆発する時なのかもしれません! 
でもその役目を担ってるのって、自分たちのような若い世代の頑張りしだい!って思います。

だから、みんな一人一人が当事者なんだってことは忘れないでほしいなって思います。
他にも色々問題はありますが、とりあえずみなさん選挙はいこう!!!!


たくそん

2012年11月19日月曜日

メルセデス×ジャパニメーション


メルセデスのアニメでの新作告知。やっぱ日本はまだこのアプローチ

が世界的には評判いいんですね。なんにしても強みがあるのはいいことだ、よかった。
キャラクターデザインは見てのとおりエヴァシリーズの貞本氏。もちろん公開中の劇場版エヴァとシネアド展開の連動もさせてまさに最高のタイミング、まったくやりおるね。
なんかこういうの久しぶりな気もするけど、これからも日本のアニメシーンの人気が途絶える事無く、進化し世界から賞賛され続けて欲しいです。

でも個人的にはピクサーアニメが好き...なんかあっちのキャラクターって(グッツになったときとか)キャッチーでオシャレだしね。


8810

2012年10月19日金曜日

「ダライ・ラマ自伝」で知ったチベットの問題


わたしもprecious earthの趣旨に賛同し、なにかお手伝いできたらいいなーと思って投稿させていただきます
今回は、読んでほしい本の紹介です。

「ダライ・ラマ自伝」
ダライ・ラマ著

このブログを読んでるみなさんは、チベットの問題についてご存知でしょうか。
チベットは中国とインドにちょうど囲まれたようなかたちで存在する大きな国です。
とゆーか国、でした。

かつては世界で唯一の仏教によって統治される国であり、鎖国政策をとり、いい意味でも悪い意味でも、神秘のヴェールに包まれたところでした。
それが突然、1949年、中国共産党の民族団結、そしてチベットの文明開化の名の下に、中国による突然の侵略をうけました。

チベットにあった多くの伝統的な寺院は破壊しつくされ、
中国の蛮行に対する相次ぐデモや抗議運動などにもかかわらず、たくさんの一般市民や僧侶たちが惨殺されました。

ダライ・ラマを主とするチベット政府の閣僚たちはインドに亡命し、その後多くの難民がインドやネパールに避難していきました。
かつてチベットだった地域は大半が中国の四川省や雲南省、青海省に吸収され、ラサなどの以前の中心地はチベット自治区となっています。

時折ニュースにもでてきますが、チベット国内ではいまだに、中国による侵略と残虐な行為、そしてそれに対するチベットの人々との抗争はつづいています。

この本は、1989年にノーベル平和賞を受賞した、ダライ・ラマ14世の幼少期から2000年までの自伝です。
彼の言葉で、自分が幼いころの楽しかった思い出や感じたこと、侵略をうけて亡命するまで、自分の活動に対する信念や仏教についての考えなど、事細かに記されているけどとても読みやすい本です。
なぜこの本を読んでもらいたいかってゆーと、単純にチベット問題についてもっとたくさんの人に知ってほしいと思ったから。

そして、
ダライ・ラマが成し遂げようとしているチベットの平和的解放、非暴力による両国の和解に対する彼の思いや考え方がもっと広まったらいいなーと思ったからです。
彼自身やチベットの人々がどんなに迫害をうけ、傷つこうと、彼は武装し武力によって対抗することに反対し続けています。

仏教をback boneとする彼にとってはそう考えるのはきっと当然のことなんだろうけれど。
国と国がお互いに仲良くやっていくためには、政治や思想なんかではなく、結局は人と人どうしがお互いに理解しあうこと、お互いの幸せを祈りあうことが重要である、と彼は言っています。

現在わたしたちが直面している、武力衝突や自然破壊、貧困や餓えなどの諸問題はきっと解決しうるものであるが、それは
「善意と自覚にたって、お互いに対する、そしてわれわれが共有する地球への普遍的責任感を深めてゆかねばならない」と。

ぶっちゃけわたし中国は嫌いだし、みんながみんなそうとは限らないだろうけど、サイテーなやつらだって思っちゃってるけど、敵意じゃなにも解決できないからね!それに、中国人全てを「最低」と決めつけるのは絶対に良くないと思う。

実はわたしも、この本を読んで初めてちゃんとチベット問題について知り、チベットに興味を持ちました。
わたしの夢は大学を卒業してからworld round tripにでること。

危険を承知で、チベットには必ず訪れたいと思います。実際いった人に話を聞くと、びっくりするくらいメシがまずくて、びっくりするくらい過酷な旅だったそうですが、びっくりするくらい人々がやさしくて、笑顔が輝いていて、すばらしい自然に囲まれた国で、忘れられない場所の一つだと言っていました・・・
長くなってしまいましたが、ダライ・ラマのような考えを、少しでも多くの人と共有できたら、そして、チベット問題について考える機会になればと思い、紹介させていただきました!
気になったら読んでみてけろりん。
ちなみに文庫化もされてるよ。




by いけも




2012年10月12日金曜日

脳を食べるアメーバ

【10月10日 AFP】パキスタン最大の都市カラチ(Karachi)市当局は9日、水から感染する「脳を食べる」アメーバが原因でこの4か月間に10人が死亡したため、緊急調査を開始したと発表した。

 人口1800万人のカラチを擁する南部シンド(Sindh)州保健当局によると、問題となっているのは温かい真水に繁殖するフォーラーネグレリア(Naegleria fowleri)。水道会社と保健当局が発生源の特定に努めており、市内の飲料水用貯水施設と水泳施設、イスラム教の沐浴(もくよく)用施設全てで検査を行っているという。

 保健当局者によると、過去にもフォーラーネグレリアによる死亡事例はあるが、これほど多数の死者が出たことはないという。

 感染症の専門家によると、フォーラーネグレリアは鼻の粘膜などから人の体内に侵入し、致死率99%の原発性アメーバ性髄膜脳炎(Primary Amebic MeningoencephalitisPAM)を引き起こして、脳の組織を破壊する。

 イスラム教徒は祈りの前に鼻から水を吸い込んで洗わなければならないため、保健当局では煮沸した水を使うよう呼び掛けている。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2906816/9660883


2012年8月8日水曜日

日本のGDPの大きさが一発で簡単に分かる図


まずGDPってのは国内総生産。 超簡単に言うと国内から産まれた利益ってことでいいんだと思います。 
GNPは国民総生産。これは海外に住む国民が作り出す利益も入れなくちゃいけないけど、普通に考えてもちゃんと計れそうにないよね?
だから指標としてはGDPを使うようになったらしいです。
(詳しく知りたい人はウィキってくださーい)

日本のGDPは世界で二番目でしたが、最近中国に抜かれたのはみんなも知ってるんじゃないかなって思います。

ギリシャ経済が崩壊したって騒がれているけど、日本がそーなった日にはそんな話じゃ済まない!!ってよく言われてるけど。

なんでー??!!

ってそれは日本は経済の規模がでっかすぎるからってこと。 それが分かる図を発見したんで見てください。
これは日本の各地方のGDPが、どの国と同じくらいのサイズがあるかっていう図です。

北海道=ウクライナ
東北=アルゼンチン
中部=韓国
関東=ロシア
関西=オランダ
中国=南アフリカ
四国=ニュージーランド
九州=ノルウェイ
沖縄=グアテマラ

ちなみに、ギリシャ危機のときにツイッター上で、あるトレーダーが言ってたけど、ギリシャのGDPは日本の埼玉県と同じくらいだそう...

この国が崩壊したら、リーマンショックとかのレベルじゃなく、世界がグチャるんじゃないでしょうか笑。

そんときの自分たちの生活とかって一体どうなるんだろ... 笑

たくや



2012年7月15日日曜日

命がけのゴミ拾い//

腰まで水につかり、川に浮かんだごみの中から売れそうなものを探す少年=パキスタン・ラワルピンディで、小川昌宏撮影


どす黒い川に腰までつかり、少年がごみをかき分けていた。パキスタン・ラワルピンディのスラム地区。下水道はなく、異臭が鼻をつく。子どもたちは水面を覆うごみの中からかき集めたペットボトルなどを売って現金を得ているが、溺れる子が後を絶たない。ごみ集めも命がけだ。
 スラムに住むサジッド・ハン君(17)は昨夏、川で溺れているアフガニスタン難民の男の子を助けた。前夜からの雨で通常1メートル程 の水位は3メートルを超え川沿いの道路に迫っていた。通りかかった別の少年が偶然、川で浮き沈みする子に気付いて川に入り、ハン君が土手に引き上げた。男 の子は水を飲んでいたが、無事だった。
 ハン君が必死だったのには訳がある。3年前にも同じ場所で溺れている子を引き上げたが、その後、息を引き取った。ハン君は「今回は本当に良かっ た」と振り返ったが、危険な状態は今も変わっていない。おびただしい量のごみは雨が降るとさらに増え、川は子どもたちの格好の"仕事場"となる。土手でご みを拾っていたアザムグル君(18)は「子どもたちは何も恐れず川に入ってしまう。水面との境は見えにくく、土手から誤って転落する子も多い」と話す。
カラチ
近くに住むサフダール・フセインさん(33)もこの2年間で、アフガン難民の少年が流される場に2度居合わせた。助けようとしたがかなわず、15歳と8歳の少年の遺体は下流で見つかったという。
 毎年、この国で何人の子どもたちが川で命を落とすのか、確かな数字はない。「子どもたちは常に危険と隣り合わせ。ごみなど拾わなくても、普通に暮らせる社会になればいいが……」。フセインさんは川を見つめ、そうつぶやいた。
 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)イスラマバード事務所のドゥニヤ・アスラム・カーン広報官は「溺れる心配はもちろん、子どもたちが医療廃 棄物に触れてHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染する危険性もある。事態は深刻だ」と指摘する。【文・堀江拓哉、写真・小川昌宏】



http://113.34.94.19/osaka_shakaijigyo/main_enterprise/world_child/2012/2012_child_3.html

teru



2012年7月8日日曜日

日本は「国富」で世界一?


なんだかおもしろい統計が国連の機関から出ました。 ブータンって国の国王が唱えて世界的に重要視される指標になった「国民幸福度=GNH」とか前に記事にしましたが、これはまた新しい言葉ですね 
          「国富」
いや、言葉自体はよく聞くよ、そーじゃなくて数字にして、ランキングに出したってのが初めてなんだと思う。 だって国富って意味は分かるけど、漠然としすぎてしぼれてないもんね。
その統計で、日本が1位なんだって!

GDP=国内総生産ならよく耳にするけれど、Inclusive Wealth=国富というのは今回初めて耳にした。
GDPが国のフローを示す損益計算書にあたるなら、Inclusive Wealthは国のストックを示すバランスシートにあたるらしい。このたび国連の一機関であるIHDP (International Human Dimensions Programme) が、初めて20カ国のInclusive Wealthを算出してレポートにした。その抜粋がエコノミスト誌に載っていたので、ここで紹介。
国富は、天然資産(土地、森林、天然資源など)、人的資産(教育レベル、スキル)、そして「生産された」あるいは物理的資産(機械、建物、インフラなど)の三つの種類から構成される。このレポートが調査した20カ国の中で、国民一人当たりの国富が最高だったのは....日本。天然資産は全体の1%しかないが、人的資産はどこよりも高いとの結果だった。
日本が世界一の統計って、ここしばらく見たことがなかったので、これは一つ憶えておく価値があるかも。
この統計のように、今までは明確に数値化されなかったものが、これからは比較可能になってくる。国民一人当たりの幸せ度なども、いろいろな形で数値化されていくだろうか。
20120630_fnc496

とりあえずあまりハッピーな話が無い中で、プラス的に1位なんだから素直に喜びましょう!なんかあんまよくわからない内容かもしれませんが笑。
少し前には食文化では日本が世界一っていうのもあったし、世界の都市の観光地でも一位だったと思います。  まだまだ日本は捨てたもんじゃない!
若い皆さんで、これからの日本を盛り上げていきたいもんですね。
たくそん


2012年6月21日木曜日

渡辺謙 ダボス会議スピーチ全文

最初に「ダボス会議」とは??

世界経済フォーラム(せかいけいざいフォーラム、World Economic Forum)は、スイスに本部を置く非営利財団である。1971年にスイスの経済学者クラウス・シュワブにより設立された。
スイスダボスで開催される年次総会が特によく知られており、選ばれた知識人ジャーナリスト、トップ経営者や国際的な政治指導者が一堂に会し、健康環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。(WIKIPEDIAより)
ちなみに、日本からはTURRY`s coffee japan 創業者で現みんなの党の松田公太氏や、経済学者で大臣の経歴もある竹中平蔵氏、あとはライフネット生命副社長の岩瀬大輔氏などが常連で呼ばれてるようですね。(とりま英語が達者じゃないと行けないんだわww)



(以下読売新聞より)


初めまして、俳優をしております渡辺謙と申します。
 まず、昨年の大震災の折に、多くのサポート、メッセージをいただいたこと、本当にありがとうございます。皆さんからの力を私たちの勇気に変えて前に進んで行こうと思っています。
 私はさまざまな作品の「役」を通して、これまでいろんな時代を生きて来ました。日本の1000年前の貴族、500年前の武将、そして数々の侍たち。さらには近代の軍人や一般の町人たちも。その時代にはその時代の価値観があり、人々の生き方も変化してきました。役を作るために日本の歴史を学ぶことで、さまざまなことを知りました。ただ、時にはインカ帝国の最後の皇帝アタワルパと言う役もありましたが…。
 その中で、私がもっとも好きな時代が明治です。19世紀末の日本。そう、映画「ラストサムライ」の時代です。260年という長きにわたって国を閉じ、外国との接触を避けて来た日本が、国を開いたころの話です。そのころの日本は貧しかった。封建主義が人々を支配し、民主主義などというものは皆目存在しませんでした。人々は圧政や貧困に苦しみ生きていた。私は教科書でそう教わりました。
 しかし、当時日本を訪れた外国の宣教師たちが書いた文章にはこう書いてあります。人々はすべからく貧しく、汚れた着物を着、家もみすぼらしい。しかし皆笑顔が絶えず、子供は楽しく走り回り、老人は皆に見守られながら暮らしている。世界中でこんなに幸福に満ちあふれた国は見たことがないと。
 それから日本にはさまざまなことが起こりました。長い戦争の果てに、荒れ果てた焦土から新しい日本を築く時代に移りました。
 私は「戦後はもう終わった」と叫ばれていたころ、1959年に農村で、教師の次男坊として産まれました。まだ蒸気機関車が走り、学校の後は山や川で遊ぶ暮らしでした。冬は雪に閉じ込められ、決して豊かな暮らしではなかった気がします。しかし私が俳優と言う仕事を始めたころから、今までの三十年あまり、社会は激変しました。携帯電話、インターネット、本当に子供のころのSF小説のような暮らしが当たり前のようにできるようになりました。物質的な豊かさは飽和状態になって来ました。文明は僕たちの想像をも超えてしまったのです。そして映画は飛び出すようにもなってしまったのです。
 そんな時代に、私たちは大地震を経験したのです。それまで美しく多くの幸を恵んでくれた海は、多くの命を飲み込み、生活のすべてを流し去ってしまいました。電気は途絶え、携帯電話やインターネットもつながらず、人は行き場を失いました。そこに何が残っていたか。何も持たない人間でした。しかし人が人を救い、支え、寄り添う行為がありました。それはどんな世代や職業や地位の違いも必要なかったのです。それは私たちが持っていた「絆」という文化だったのです。
 「絆」、漢字では半分の糸と書きます。半分の糸がどこかの誰かとつながっているという意味です。困っている人がいれば助ける。おなかがすいている人がいれば分け合う。人として当たり前の行為です。そこにはそれまでの歴史や国境すら存在しませんでした。多くの外国から支援者がやって来てくれました。絆は世界ともつながっていたのです。人と人が運命的で強く、でもさりげなくつながって行く「絆」は、すべてが流されてしまった荒野に残された光だったのです。
 いま日本は、少しずつ震災や津波の傷を癒やし、その「絆」を頼りに前進しようともがいています。
 国は栄えて行くべきだ、経済や文明は発展していくべきだ、人は進化して行くべきだ。私たちはそうして前へ前へ進み、上を見上げて来ました。しかし度を超えた成長は無理を呼びます。日本には「足るを知る」という言葉があります。自分に必要な物を知っていると言う意味です。人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。
 私たちはもっとシンプルでつつましい、新しい「幸福」というものを創造する力があると信じています。がれきの荒野を見た私たちだからこそ、今までと違う「新しい日本」を作りたいと切に願っているのです。今あるものを捨て、今までやって来たことを変えるのは大きな痛みと勇気が必要です。しかし、今やらなければ未来は見えて来ません。心から笑いながら、支え合いながら生きて行く日本を、皆さまにお見せできるよう努力しようと思っています。そしてこの「絆」を世界の皆さまともつないで行きたいと思っています。


脱原発、原発容認など、いろいろと意見はあると思うけども、まーそれはとりあえず置いておいて、自分がこのスピーチから皆に気づいてもらいたいなって思うことは、日本人は「人を思いやる気持ち」が本当に強い民族なんだってことです。
実際に「おもいやり」って単語が他の言語にはあまりないようです。 とあるテレビ番組で、日本に住む外人さん達が、日本語から母国語にほしいものは?ってアンケートで「おもいやり」って言葉がたくさん上がっていたのを微かに覚えてる。
ちなみに、「おもいやり」を英語で調べると「consideration」とか「 thoughtful」とかて出てくるけど、どっちも「考える」がベースになった単語だし、 おもいやりって「考える」から来る言葉なのかって言われると「…?」って感じがしませんか?(個人論ですが。。。)
そーゆうのをちゃんと意識するようになったのは、自分の場合は藤原正彦氏の「国家の品格」を読んでからですね。そしてもちろん異国に出て、日本を客観視できるようになってから。 これからグローバル化になってく中で、世界で活躍する人は是非とも「日本人のアイデンティティ」ってなんなんだろな??ってとこを意識して、動いていくべきなんじゃないかと思いました。

ちゅーことで、寝ます。 おやす~
たくそん

2012年6月18日月曜日

シリアの今後に注目

チュニジアのジャスミン革命を発端に、エジプトやリビアなどで大規模な革命が飛び火しました。

リビアのカッダーフィ大佐が革命軍に拘束され、その場で死んだときの写真や映像は衝撃でした。詳しい話は個人で調べてもらったとして。。。

その飛び火から、現在はシリアが本当にぐっちゃぐちゃになってて、アサド政権の政府軍と反政府軍の内戦が繰り広げられていて、毎日何十名もの死者報告をニュースで見てると、なんだか落ち着かない気分になってしまうわけです。

んでもって、アラブの中でもエジプトにつぐ軍事大国で、経済は米国の経済制裁とかで低迷していて、失業率は20%を超えるようです。(日本は5%くらい。ま日本と比べるのもどーかと思うけど)

別に独裁してても、国が発展していく中でなら、民衆もあんまり不満を出さないんだろうけど、シリアはそうじゃなく経済は低迷し続けている。

そんな中でのジャスミン革命で、シリアも打倒アサド政権を唱える人々が増えて、今みたいになっちゃったんだろうと思います。

シリアの内紛が激化してきているので、国連が介入する話が動きだしてるようです。もちろん軍事的な介入も有り得るわけです。
アサドさんは、カッダーフィさんみたいになっちゃうんでしょうか??



みんながなんとも思わず生きてる最中も、鉄砲で人が人を殺し合ってる状況って、自分たち(日本)のような生活をしてる人からすると不思議。。。


でもこれがまさにリアルなんですね。 でも日本だって経済が低迷したりして、犯罪が増えたりしたら鉄砲で脅されて、財布取られるような国になるかもしれないです。


お金がある国だから平和なんです。だって警察にお給料払えるから。自衛隊に給料払えるから。生活弱者にお金あげれるから。 

ちゅーことで、自分はいつも言ってますが、「平和・安全・安心」は無料じゃないよってことですね。


最後に。。。 今シリアのアサド政権が、雇ってると言われる傭兵軍団「ステロイドゴースト」の写真を見ながらお別れしましょう。







               ばけもの。





日本って平和ですね。  それではおやすみ~。




2012年6月5日火曜日

日本人は既に魚食から肉食民族へ

肉と魚どっち派??

なんつって、昔はなんの話題もないときの穴埋めワードとして使ってたような気がしますけどww。

実際はどっち派ですか? 
まー完全に魚メインの食生活してる人の方が少ないんじゃないかと思います。

おもろい統計発見しました。

どうやら日本人は2004年の6月から魚食民族から、肉食民族に変わったようですね。




魚の脂ってのは不飽和脂肪酸と言って、人間がつくりだすことができないけど、身体の形成にあたってかなーり重要な脂質なんですね。 だから必須脂肪酸なんて呼ばれてます。

肉からだとこの脂肪酸はあまり摂取できないみたいです。
脳機能の活発化とか、コレステロールを下げる役割もあったりするとのことです。

きになった人は勝手に調べてください!ww

この話から繋げたい一つの日本の問題として漁業の問題があります!
これ本当に大事な問題なんで、この記事をヒマは方だけでも見ていただけたらと思います!

平均年収260万から”儲かる漁業”への転換を実現せよ―勝川俊雄氏が語る”日本漁業復活の方程式




シーマンもなんか言いたそうな顔してるけど、そこはシカトで。。。

なんともなく食べてる食事や生活も、ここまで便利になった裏には確実になんかしらの問題があることを一人一人が忘れないで、生きないといけないと自分は思います。

安心、安全、便利とかって言葉の裏には絶対になんかしらのリスクが伴っていることを人は忘れてはいけないんだと思うっす。 あなたが気付かないし、気づこうともしないだけで、そこには多大なリスクが発生してるんですね。 それを意識できる人間が少しでも増えていかないと、地球なんてもんはもうそんなに長くないんだろなって思います。

ファッション、音楽、ライフスタイル、アートとかね。超かっこいいと思うし、憧れはありますけどね。、今後はこうゆう社会的な事象をリアルにキャッチできる人の方が100倍かっこいい時代になっていくんだと個人的には思いますね~。



たくそん


2012年5月20日日曜日

5万4千円でアジアを横断できる!?

『5万4千円でアジア大横断』 下川 裕治



私が、アジアを横断したきかっけ、それがこれ!
いつか、世界一周したいなと思っていたけれど、お金がまだまだ足りないな・・・
と思っていた時この本を見つけた。
5万4千円なら私でも十分行けるではないか!!
しかし、どうゆうルートで、移動手段で、どのくらい過酷なのか読んで見なければ分からない。
早速拝見・・・フムフム。

福岡から韓国は釜山にフェリーで渡り、そこからアジアを渡り、アジア最果てイスタンブールまで。
気になる移動手段はもちろん、一番安いバス!アジアンハイウェイを東から西へ。
そして、ほぼバスで移動し続ける。余計な観光などは無しでひたすら、イスタンブールを目指すのべ27日間車中15泊の激安珍道中!

これはたぶん約10年前の2005年の旅の記録。
値段もいろいろ変わっているし、今は入るのが難しい国もある。(パキスタン、イラン)

そして私はせっかく行くのだから観光もしたいし、遊びたいし、美味しいもの食べたいし、そして近くまで来たのだからお隣の国にも行ってみよう!な~んてやっていたら、0が一つ増えてしまった・・・
同じ博多スタート、イスタンブールゴール、でも期間は3ヶ月。飛行機も電車も使ったし、期間も3倍だし。でも、それでも3ヶ月フラフラ好きなことして50万なら安いじゃない!

旅は、安く行こうと思えば安くいけるし、お金を使って行こうと思えばいくらでもゴージャスな旅が出来る。それは自分次第!!

さあ、みんな自分流の旅に出よう☆

ぜひ参考にこの本を。役立ちます。


きょん

2012年5月19日土曜日

シンガポール

サウジに続き、シンガポールを紹介。
日本も絡んでるから、一応どんな国か紹介させて頂きます。

下記引用>>

シンガポールは別名「ガーデンシティ」と呼ばれるとおり、緑豊かで色とりどりの花が街中に咲いている清潔で近代的な国です。約430万の人口のうち4分の3以上が華人で、マレー系やインド系も混じる複合多民族国家でもあります。こうした民族固有の文化に加え、旧宗主国のイギリス文化も交じり合い、この国独特の文化を形成しています。日本の淡路島ほどの小さな国ですが、ショッピングやグルメ、観光スポットがとても充実しているモダンで洒落た国です。 それでは、シンガポールをご案内致します。

シンガポールは、14世紀頃にはスマトラ島のシュリーヴィジャヤ王国の勢力下にあり、トゥマシクと言う名の港町でした。シュリヴィジャヤ王国が凋落した後には、ジャワのマジャパヒト王国の影響下に置かれ、15世紀にシンガプーラ(ライオンの村)という現在の名前の基となった町名に改められました。16世紀には、マレー半島最南端のジョホールのスルタンが支配下に治めていましたが、交通の要衝としての港に目をつけたイギリスのトーマス・ラッフルズが、19世紀始めに本格的な港を建設しました。
(↑ラッフルズホテルのシンガポールスリングはここからです)
そのすぐ後には周辺のマラッカやペナンと共に植民地としてイギリスの支配下になり、それ以後、東南アジアの貿易の要衝港として、またイギリスの東南アジアにおける植民地支配の拠点としても大発展してきたのです。1941年、太平洋戦争が始まると、シンガポールの地理的要因から東南アジア侵攻拠点として位置づけた日本軍は、イギリス軍を破りシンガポールを軍政下におきます。そのときから戦争が終わるまでは、シンガポールは「昭南島」と名付けられ、「昭南特別市」という行政区域となって日本軍人が初代市長になったのです。
1945年に戦争が終わり、日本の敗戦でイギリスの支配下に戻りますが、マラヤ連邦が独立した後に、1963年にマレーシアの一地域として編入されました。ところが、当時のマレーシアはマレー人優遇政策であったため、住民の大半が華人のシンガポールではその政策は受け入れがたく、1965年に連邦から追い出されるようにして分離、独立を果たしたのです。初代首相に就任したリー・クアンユーは、独裁的な体制で通商都市国家の建設を目指し、国際的なハブ空港の建設、関税廃止、などで通商体制を飛躍的に発展させ、続いて教育レベルの向上や、マナーやモラルの強制的な政策を敷いて、国際的にも先端的なクリーン国家が誕生したのです。

シンガポールは、イギリスの植民地から日本の統治下を経た後にマレーシアに併合され、近年になって独立した都市国家です。そのため多民族の多様な文化を持つ国家で、民族間を越えて国家統一のため様々な独自の法律があります。国家発展のため男女を問わず労働に従事していたことから、外食文化がとても発達した国でもあります。また、赤道直下にあるため一年中が夏の気候で、気温も平均27度ある南国ですがスコールの後には涼しくなります

ちなみにシンガポールの国家はマレー語になります。

以上

LOVE & SMILE = PEACE
Tinta

2012年5月18日金曜日

Printerest





40億円....
日本の「楽天」が「Ponetrest」に約5000万ドル(約40億円)にも上る額の出資を行ったそうです。
「Pinerest」はSXSW2012インタラクティブ・アウォードを獲得したSNSサービスであり、かつてTwitterFoursquareもこの賞を受賞し、大きな飛躍を遂げました。評価額が15億ドル(約1200億円)にも及ぶと言われているこのSNSサービスに、日本の楽天が約5000万ドル(約40億円)にも上る額の出資を行ったそうです。
今回の出資により、楽天はPinterestの日本国内進出を支援・協力するとともに、将来的に楽天市場との連携を狙っているとか。
ちなみに楽天のプレスリリースはこちらからどうぞ。
「Pinerest」のおもな特徴としては、
画像やテキストの引用・共有ができるサービス「Tumblr」とよく比較されます。しかし、集めた画像をカテゴリ分類できる点、そのために必要な画像が探しやすくなっている点が、Tumblrとは大きく違います
Tumblrがすべての切り抜きを貼ったスクラップブック一冊とすれば、Pinterestはジャンルごとのスクラップブック数冊をまとめたバインダー。だからこそ、集めた画像を必要な時にもすぐ探し出すことが可能なのです。。。だそうです
ぼくも早速アカウントとっていじり込んでみようかな!!
たぶんすぐあきそうだけど...
8810

2012年5月16日水曜日

ラオス小学校建設後調査

こんにちは
以前一度記事を書かせて頂いた、東南アジアにあるラオスという国に、教育支援をしている学生国際協力団体CHISE(チーズ)です。
CHISEは、2009年夏に発足し、ラオスの北にある村に小学校を建設するために、建設費150万円を募る活動を展開してきました。
そして発足から1年半後の2011年2月、小学校が無事に完成いたしました。







この間の、3月16日から18日の3日間にかけて、完成した小学校を訪れ、学校建設後の村や子ども達の様子の調査をしてきました
今日はその事について記事を書きます


学校が建設されただけでは、その地域の教育事情は改善されません
村人達だけで学校を運営できるようになるために、これからどんな継続支援を行っていくべきか。という事を考慮するために、村人にききとりをしました。







調査で特に明らかにしたかったのは、以下の3点
①大人達の現在の教育への考え
②小学校の普段の様子やシステム
③先生の、仕事に対する意欲がどの位あるのか


以下がその調査の結果です。

①大人達の現在の教育への考え

お話を伺ったのは村長です。
(ちなみに村長は昔から村に住んでいる人間である事、人望がある事などの条件を考慮し、国の役人が指名する)

村長によると、大人達は子どもの頃全員小学校に通っていたが、田舎だから昔は“勉強より仕事をするべきだ”という考えが主流だったために、中退した人もいたそうです。
※仕事というのは村で行っている農業のこと(ヤギ・牛・鶏・豚の育成、米・ゴマ・とうもろこし・里芋などの栽培)


しかし自分達が大人になり、勉強ができない事で仕事(村での農業以外の、町での仕事を指す)がないという状況に。
そして、同じ思いを子どもにさせたくないから通わせているそうです。

もちろん、子どもは学校に通ったら家の仕事の手伝いができないけれど、
将来仕事に就くために学校に行かせていて、
特に高校まで出たら政府の仕事につけるから高校まで行ってほしいと話していました。

でも、公の仕事でなくてもたとえば建築家など
自分の進みたい道に進んで欲しいからそのために勉強してほしく、
将来仕事に就く事で村に帰ってこないとしてもいい。
自分の子どもが将来幸せだったらそれでいい。
と話してくれ、意外と自由な考え方に驚きました。











②小学校の普段の様子やシステム

この村には、少し離れた村にある小学校に通う事ができない、小さい1・2年生のための小学校が元々ありました。
その小学校が本校で、村の小学校はその分校という形で存在していました。
しかし、3年生から、離れた小学校までわざわざ通わず、中退してしまう子どもも多くいました。


新しい小学校ができてから、村の小学校だけで1年生から最終学年である5年生まで教える事ができるようになりました。
今、村の小学校に通うのは、全員で68人(1・2年生27人、3・4年生31人、5年生10人)です。
それぞれ年齢は、1年生が6~7歳、2年生が7~10歳、3年生は10~11歳、4年生は11~12歳です。


授業科目は、算数・ラオ語・歌・絵・おりもの・道徳、英語(3年生から)であり、1日に3コマ(朝2つ/午後1つ)行われ、 1コマ2時間です。
毎日何を教えるかは国が年単位で決めています。

授業の間には10分の休み時間も設けられています。
ラオスでは、午前の授業が終わったら一度自分の家に帰り、昼食をとってから再登校というスタイルなので、お昼休みは1~2時間あります。

ラオスの進級テストは1月と5月の2回あり、1月はおちても大丈夫だが、5月におちると留年となります。
村で1月にテストに落ちた子は1・2年で5人、3・4年で3人いたそうなので、5月のテストは頑張ってほしいです!
卒業は5月で、今年は今の5年生10人(女2男8)が卒業し、全員中学校に進学するそうです。
中学校は村から13km離れていて、自転車で通うことになります。
高校は寮(100万キープ/年)に住み、通学します。今は6人村から行っています。



教科書は、政府から与えられたものを使用しています。
しかし、ひとつの小学校でもらえる教科書の数が決まっていて、それ以上にもらうことができないので、足りなくなった場合、何人かで一緒に使うことになります。
また、年が変わっても新しい物をもらえるわけではないので、新3年生は新4年生が3年生の時に使っていた物を使いまわす事になります。
つまり、教科書は手元には残りません。

それに対し文房具は政府から無料でもらえるので、足りなくなったら先生がルアンパバーンという、村から車で片道2時間の大きな観光都市までもらいに行っています。


ラオスの公立小学校の授業料は無料ですが、学校の運営費や光熱費などを生徒達は払わなければいけません。(先生への給料は国からでています)
フォエイカン村の小学校も同様で、その費用は1人年間7万5000キープ(5月16日時点で1キープ0.01円)です。ちなみに村の1家族の1ヶ月の電気代が2~5万キープです。


学費は村長に払い、小学校で何かを用意するためにお金が必要な時は、先生達が村長に申請します。
学費が払えてない子は5、6人いるようですが、村長がなんとかやりくりしているようで、特に問題はなく支援もいらないとのことでした。






③先生の、仕事に対する意欲がどの位あるのか

よく途上国の小学校支援でいわれる先生の問題に、授業の質の低さと仕事に対する意欲の低さの2つが挙げられます。
前者は、小学校卒業という学歴の先生もいる事。
そして後者は特に田舎に赴任された先生が暮らしの不便さや給料の低さなどの不満から真面目に仕事をこなさないという問題です。


村の小学校には先生が3人います。
全員大学まで進学していて、教員試験に合格した先生達です。
本人達の希望で異動もあるようで、3人のうち1人の女性の先生は、9月に旦那さんの地元へ戻りそこで働くそうで、また別の先生が村にやってくることになるそうです。


授業の質の向上のためにも、村の先生3人が勉強を教えるにあたって何か難しさや障害を感じているのであれば、それらを取り除くような支援の方向性を模索しようとCHISEで考えていたので、現在の教え方や授業の様子を聞いてきました。


村の小学校では、週に1度テストを全教科行い、更に月の平均を出して優秀な子を発表していました。
その結果は、個人個人の成績ノートに記されるだけではなく、模造紙にも書かれ教室にはられていました。

教室にはそのほかにも、“努力は必ずむくわれる”などのスローガンや、子ども達が授業で描いた絵もはられていました。


また校庭には、新たに花壇ができていましたがこれは国からの指示ではなく、先生達が自ら、農業を営む事になる子ども達に植物の育て方や自然を大切にするという考えを養うために考案してやり始めたとのことでした。
他の学校の先生達とより良い教え方について話をしたりすることもあるそうです。
先生をしていて1番嬉しかった事は、子どもに一生懸命教えて、それが伝わった時だそうです。村については、もち米とか、ご飯とか先生の生活で足りない物をくれるからここへ来て良かったと考えていると言っていました。


これらの調査結果をもとにこれからの継続支援の方向性を決めていくのですが、思っていたよりも村の人や先生の教育に対する意欲が高く、村人だけで運営できるようになる日も遠くないように思いました。


村人だけで運営が可能にもかかわらず、支援を続けてしまうと支援過剰を引き起こし、自立性が失われてしまう事もあり得ます。
また他の村からすると、どうしてあの村ばかり…と嫉妬をかってしまい、思わぬいざこざを招いてしまう事にもつながりかねません。
実際に、村長が隣の村の友達に、この村は小さいのに新しい学校があって羨ましいと言われた(その村は大きいけど学校はなく、子ども達は近くの村の学校に通っている)とのことでした。


今回の調査で村の小学校にはもうほとんど継続支援は必要ではないと判断しました。
しかし、教科書や本が手元に残らないのは、せっかく学校に通い読み書きができるようになって、色んな知識を吸収できるようになったのにもったいないと感じたので、今度の夏には、村人に材料を用意してもらい本棚を作り、そこに置く本を贈ろうと考えています。

2012年4月30日月曜日

年収200万円でも世界から見たら超金持ち。

おもろいの見つけました。
あなたの年収をこのサイトで打ち込んでみてください。

あなたが世界で何番目くらいに金持ちかわかるよ~





ちなみに年収200万円でも世界のトップ12%以内にランクイン。
年収500万円なら上位2%にランクインしちゃうんですね。。。笑

「だから何?」て言われるとそこまでなんだけどね。

うん、でもそうゆう立ち位置なんです、私達は。っていう話っす。

自分の予想では遅くてもあと10年以内に日本も少子化の対策として、移民受け入れが始まるんじゃないかって思ってるけど、世界の人々はこの平均年収400万円の天国のような国である日本を虎視眈々と狙ってるわけですね。

(世界の平均年収ランキング(クリックしてちょ~))

もし途上国の優秀な若者が移民となって日本に来て、そして死にもの狂いで仕事にはげんだら。。。

平和ボケマックスの日本の若者 vs 貧しい家族の未来を背負った途上国の若者
ってゆう構図ができあがるような。。。。

どっちが勝つと思う?? 答えなんかすでに今の日本で見え始めてる。
日本人の雇用がさらに減る。
そんで民族対立が起き、仕事の取り合い競争に負けた人々が犯罪などを犯すようになって。。。
これからどんどん住みずらい国になってくことは間違いない。

平和はただじゃないってことっす。
安全もただじゃないっす。



それでは筋トレして寝ましょう! おやすみなさい

たくや

2012年4月25日水曜日

世界の自殺者数の統計


いきなりえぐい統計出してすいません!
今読んでる本で、自殺者数の話が載ってて、なんとなんく調べてみたらこの統計を見つけました。

日本は自殺者が多い!って言われてて、他はどうなんだろって単純に不思議になって調べてみたら、こんな感じでした。

人口10万人あたりの自殺者数[2]
国名男性女性全体
1リトアニアの旗 リトアニア[3]58.58.831.52009
2大韓民国の旗 韓国[4]41.421.031.22010
3カザフスタンの旗 カザフスタン46.29.026.92007
4ベラルーシの旗 ベラルーシ [5]N/AN/A25.32010
5日本の旗 日本[6]33.514.623.82011
6ロシアの旗 ロシアN/AN/A23.52010
7ガイアナの旗 ガイアナ33.811.622.92005
8ウクライナの旗 ウクライナ40.97.022.62005
9スリランカの旗 スリランカ[7]N/AN/A21.61996
10ハンガリーの旗 ハンガリー[3]37.18.621.52008
11ラトビアの旗 ラトビア34.17.719.92007
12スロベニアの旗 スロベニア[8]32.17.919.82008
13セルビア・モンテネグロの旗 セルビア・モンテネグロ28.411.119.52006
14フィンランドの旗 フィンランド28.99.018.82007
15ベルギーの旗 ベルギー27.29.518.21999
16クロアチアの旗 クロアチア26.99.718.02006
17スイスの旗 スイス23.511.717.52006
18フランスの旗 フランス25.59.017.02006
19エストニアの旗 エストニア[3]29.16.216.52008
20ウルグアイの旗 ウルグアイ26.06.315.82004
21モルドバの旗 モルドバ28.04.315.72007
22オーストリアの旗 オーストリア23.87.415.42007
23南アフリカ共和国の旗 南アフリカ[9]25.35.615.42005
24香港の旗 香港19.311.515.22006
25ポーランドの旗 ポーランド26.84.415.22006
26スリナムの旗 スリナム23.94.814.42005
27中華人民共和国の旗 中国13.014.813.91999
28ニュージーランドの旗 ニュージーランド[10]20.36.513.22008
29スウェーデンの旗 スウェーデン18.18.313.22006
30セーシェルの旗 セーシェル[11]N/AN/A13.21998
31スロバキアの旗 スロバキア22.33.412.62005
32キューバの旗 キューバ19.64.912.32006
33トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ20.44.012.02002
34アイスランドの旗 アイスランド18.94.611.92007
35チェコの旗 チェコ[3]20.24.211.82008
36ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ20.33.311.81991
37カナダの旗 カナダ [12]17.95.411.62005
38ポルトガルの旗 ポルトガル17.95.511.52004
39ノルウェーの旗 ノルウェー16.86.011.42006
40ルーマニアの旗 ルーマニア18.94.011.32007
41アメリカ合衆国の旗 アメリカ17.74.511.12005
42ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク17.74.311.02005
43デンマークの旗 デンマーク[3]16.05.710.62006
44インドの旗 インド12.29.110.61998
45オーストラリアの旗 オーストラリア16.74.410.52004
46モーリシャスの旗 モーリシャス16.04.810.42007
47シンガポールの旗 シンガポール12.97.710.32006
48チリの旗 チリ17.43.410.32005
49ブルガリアの旗 ブルガリア[3]15.34.79.52007
50ドイツの旗 ドイツ[3]14.94.49.42007
51アイルランドの旗 アイルランド[3]14.54.29.32008
52イギリスの旗 イギリス[note 1][13]17.75.49.22008
53キルギスの旗 キルギス14.43.79.02006
54トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン13.83.58.61998
55オランダの旗 オランダ11.65.08.32007
56コスタリカの旗 コスタリカ13.22.58.02006
57アルゼンチンの旗 アルゼンチン12.73.47.92005
58ジンバブエの旗 ジンバブエ10.65.27.91990
59タイ王国の旗 タイ12.03.87.82002
60セントルシアの旗 セントルシア10.45.07.72002
61ベリーズの旗 ベリーズ13.41.67.62001
62プエルトリコの旗 プエルトリコ13.22.07.42005
63ニカラグアの旗 ニカラグア11.13.37.22005
64エクアドルの旗 エクアドル9.14.56.82006
65エルサルバドルの旗 エルサルバドル10.23.76.82006
66マケドニア共和国の旗 マケドニア共和国9.54.06.82003
67マルタの旗 マルタ12.30.56.42007
68スペインの旗 スペイン[3]9.63.06.12007
69イスラエルの旗 イスラエル[14]9.92.15.82007
70グレナダの旗 グレナダ9.81.95.92005
71パナマの旗 パナマ10.40.85.72006
72イタリアの旗 イタリア[3]8.42.35.22007
73コロンビアの旗 コロンビア7.82.14.92005
74ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン7.02.34.72005
75ブラジルの旗 ブラジル7.31.94.62005
76キプロスの旗 キプロス[3]7.01.74.32008
77パラグアイの旗 パラグアイ5.52.74.12004
78メキシコの旗 メキシコ6.81.34.02006
79アルバニアの旗 アルバニア [15]4.73.34.02003
80トルコの旗 トルコ[16]5.362.503.942008
81ベネズエラの旗 ベネズエラ6.11.43.82005
82セントビンセント・グレナディーンの旗 セントビンセント・グレナディーン7.30.03.72004
83バーレーンの旗 バーレーン4.90.53.11988
84ギリシャの旗 ギリシャ[3]4.81.02.82008
85タジキスタンの旗 タジキスタン2.92.32.62001
86アルメニアの旗 アルメニア3.91.02.42006
87グアテマラの旗 グアテマラ3.61.12.32006
88グルジアの旗 グルジア3.41.12.22001
89フィリピンの旗 フィリピン2.51.72.11993
90クウェートの旗 クウェート2.51.42.02002
91ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国2.60.61.62004
92バハマの旗 バハマ1.90.01.02002
93ペルーの旗 ペルー1.10.60.92000
94サントメ・プリンシペの旗 サントメ・プリンシペ0.01.80.91987
95バルバドスの旗 バルバドス1.40.00.72001
96アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン1.00.30.62007
97モルディブの旗 モルディブ0.70.00.32005
98イランの旗 イラン0.30.10.21991
99ジャマイカの旗 ジャマイカ0.30.00.11990
100シリアの旗 シリア0.20.00.11985
101エジプトの旗 エジプト0.10.00.01987
102ホンジュラスの旗 ホンジュラス0.00.00.01978
103ヨルダンの旗 ヨルダン0.00.00.01979
104セントクリストファー・ネイビスの旗 セントクリストファー・ネイビス0.00.00.01995
105アンティグア・バーブーダの旗 アンティグア・バーブーダ0.00.00.01995
106ハイチの旗 ハイチ0.00.00.02003

韓国が二位なんですね。 それが一番びびった!

そんでバルト三国のリトアニアが一位。
リトアニアは日本の約2倍の6万人くらいが自ら命をたってしまうらしいですね。
経済がうまくいってないことや、精神疾患が全体の20%を占める現状があると、ネットには書かれてました。

おいおい、日本もそんな感じじゃん! なんて思いますが、日本の経済レベルは桁違いなんで、比較できないのかな。。って思いました。

そんで次の記事が、それまた考えさせられる記事なんで、チェックしてみてくださーい!