お正月といえば初詣。
氏神様にお参りするという人もいれば、毎年そのときの気分や願い事別で行く神社を変えるという読者の方もいらっしゃるかもしれません。
子供の頃からお正月になると初詣に行くというのが当たり前の習慣のようになっていたりしますが、初詣の由来ってご存知ですか?
新年になって、お正月に初めて神社やお寺、寺院に参詣することを初詣と言い(初参りとも言う)、恵方参りが由来になっているそうです。
恵方と聞いてピンとくる人もいると思いますが、節分のときその年の恵方(歳徳神が在位する方角)を向いて太巻き寿司をまるかぶりするというあれです。
1月1日にその年の恵方の方角にある神社やお寺にお参りに行くことが恵方参りで、こちらも江戸時代ぐらいに始まった習慣なんだとか。
では、正しい初詣のやり方はご存じですか?
「冠婚葬祭マナー&ビジネス知識」というサイトによれば、初詣の時期については諸説があるものの、主なものは以下の3つ。
【1】 元旦(1/1)の参詣を初詣という時代とともに【3】が主流になっているらしいのですが、それは元旦の初詣では、例えば東京の明治神宮や、福岡の太宰府天満宮、京都八坂神社など、どの神社でも大勢の人出が予想されるため、元旦を避けて別の日にという参拝者が増えてきたためとも考えられています。
【2】 三が日(1/1~1/3)の参詣を初詣という
【3】 松の内(1/7まで)の参詣を初詣という
次に初詣に行ったら何をすべきかはご存じの方が多いと思います。
手水舎で手や口を清め本殿に向かい、鈴を鳴らし、ニ礼二拍手一礼の作法で拝礼をするのが基本。
それ以外に、初詣でやっておきたいことは古いお札やお守りをお礼を言って奉納すること。破魔矢や縁起物を買い求めたりするのもいいんだとか。これはみなさん、普通にやっていますよね。
最後にけっこう意外な初詣のポイントがあったのでご紹介します。
初詣の帰り道は寄り道をしないでまっすぐ帰ったほうがいいそうです。
というのも、途中で寄り道などをしてしまうとせっかくいただいた福を落としてしまうから。まっすぐに家に戻り、福を持ち帰るようにという説があるそうです。
私はつい初詣の帰り道は、福袋を買いにいそいそ出かけてしまうタイプだったのですが、そのせいか初詣をしている割に毎年パッとしないような気が。それって途中で福を落としてきてしまっていたんですね。今年は寄り道はやめてまっすぐに帰ろうと思います!
[冠婚葬祭マナー&ビジネス知識]
(涼月くじら)
teru
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