2011年12月27日火曜日

絆//

被災した方も、被災していない方も、それぞれに思いがある3月11日の東日本大震災。テレビやYouTubeでは様々な映像がアップされていますが、まだあまり知られていない、貴重な映像もたくさん存在します。 今回ご紹介するのは、3.11東日本大震災の3日後である3月14日に撮影された貴重な映像。その名も「diary of tsunami14th march 2011 Kamaishi city釜石市3月14日finding my missing relative」です。
約40分にわたる長い長い動画には、被災後の釜石市の壮絶な光景が克明に映しだされています。動画の説明によると、撮影者は行方不明になった親戚を 探すために、被災後の街に出発。変わり果てた街、救助にやってきた自衛隊のヘリコプター、そして避難所……被災者でしか撮影することのできない現実が、そ こにはありました。
くたくたに疲れ果てた釜石市の人々ですが、途中、「こんにちは」と声をかけあうシーンが撮影されています。2011年を表す漢字は「絆」。人と人との絆。人と人との助け合い、そして「こんにちは」と声をかけ合う心。人と人との関係を、忘れないようにしたいものです。
(文=長州ちなみ)


下記のリンクで動画が見れます。

http://youtu.be/tZ-tvUUcuFs 




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