2011年4月29日金曜日

『闇の子供たち』



闇の子供たち (幻冬舎文庫) 梁 石日

私たちの知らない世界、闇で何が起っているのか。

幼児売春
タイの農村で生まれ、お金のために売春宿に売られた幼い子供たち。
性の道具としてひどい扱いを受け、病気になったらゴミ袋に入れられ、ゴミとして捨てられる。
健康であれば、臓器売買の対象になり、売られ生きたまま臓器を提供される。
ここではタイと日本が舞台になっている。幼児の臓器売買。
早く臓器移植を受けなければ助からない日本の子供。
タイの農村で生まれ、お金のために売春宿に売られ、命を奪われる健康な子供。


そして、それを阻止しようとするNGOの人たち。


この話はフィクションです。
本当に生きたまま子供の臓器が提供されているのか、分かりません。
脚色されている部分もあるでしょう。
でも、幼児売春は本当にあるでしょう。タイに限らず世界各地で。
女の子を買ってる日本人も沢山いるでしょう。


この本を読んでとてもショックを受けました。
目を背けたくなる所もあります。涙も出てきます。


でもこの本を読んで、こうゆう事が起っている、起っているかもしれない。
そして、日本も関わっている事を知ってもらいたいなと思います。知ったからと言って何かが出来るかと言われたら、すぐに何も出来ないと思うけど、知る。考える。そしてそのうち何か出来るかもしれない。

少しストーリーや登場人物の名前が変わっていたりしますが、DVDもあります。





きょん

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