2011年6月21日火曜日

99.9%のジレンマ(ほりえもんのブログより)

今日(詳しくは昨日)ライブドア事件で一気に有名になった、ほりえもんこと堀江貴文氏が収監されました。 まーこの事件については知ってる人も多いだろうし、知らない人はちょっと調べてみると、日本とゆう国の疑問点なども、どんどん見えてくるんじゃないかと思います。

収監される前のインタビュー、モヒカン姿で登場。
モヒカンにする瞬間も中継されたようです。


それは置いといて、ほりえもんのブログはちょいちょいチェックしてましたが、その中からこの記事を紹介します。この記事の内容は、ある意味では物事の考え方全部に繋がる考え方だと思います。

 99.9%のジレンマ


東京電力の記者会見なんかで「原発は絶対安全」と言ったのに何でこんな想定外の事故が云々という非難が結構されたりしています。また、現在の避難区域の設定方法とかもろもろ「絶対」とか聞くのもナンセンスだというのをそろそろ理解したほうがいいのではないかと思います。

というのは、原発なんてリスクは必ずあるものです。有史以来起きていない巨大地震だってあるわけですし。人災でも有り得ないミスが重なれば事故は起きるわけです。リスクをゼロにはできないんです。宇宙開発なんかやってるとよーく分かります。出来る事は99.9%の小数点以下の9をどこまで増やせるかだけです。

で、ここはコストと人々の気持ちのトレードオフになります。例えば1000年に一度の大災害に備えるか、あるいは1万年に一度の大災害に備えるか?等。一般的に小数点以下の9を増やすと指数関数的にコストが増えていきます。リスクはやらない以外ではゼロにはなりませんから、やると決めた以上どこかでトレードオフをすることになります。でも人々の気持ち的にはリスクをゼロにしたいわけです。しかもこの気持ちというのは科学的な知識に基づくものではない事が多いです。

科学者はリスクがゼロか?と聞かれればゼロではありませんと正直に答えるでしょう。それを聞いたジャーナリストはリスクはゼロではないと報道するでしょう。だからマスコミにCMなどの形で金をばらまいて安全性をアピールすることになります。結果として国民は騙されたとなるわけです。生の科学者の声を聞いてリスクを自分で判断し、どこでトレードオフするか一人一人が冷静な判断ができるようになるのが理想ですが、いつになったらそうなるのか。。。




BLOGOS堀江貴文オフィシャルブログより


まず、このトレードオフって言葉とその意味が大事を知るべきだと思います。
極端な話し「このチョコレート食ったら太るかもしんない!だから我慢!」ってのも太るというリスクを回避するために、満足感を犠牲にしてるってことで。。。
これも一種のトレードオフなんじゃないでしょうか??


マスコミ主義社会ってまで言われてしまってる社会、これから大事なのは個々の知識になってくるんだと思います(自分が読んだ本ではそれを知識主義社会と呼んでいました)。


そんな感じで、ほりえもんは2年4ヶ月後?に出てきた後はどんな動きするんでしょうか?今から楽しみですわ。。。


それだはおやすみなさい。


たくや









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